キャンピングカーのLPガスボンベの維持について

キャンピングカー維持の中でも、年々厳しさを増している「LPガスボンベ」の維持についてご紹介したいと思います。

当店取り扱い車両「バンテック社製 ZIL(ジル)」には、LPガスボンベが搭載されています。

 

車内で利用できるガスコンロ、温水を沸かすガスボイラー、3WEY冷蔵庫などの燃料として活躍していますが、
「ガス」と言う燃料の性質上、取り扱いが繊細である事に加えて、事故防止の観点から近年は扱いが厳しくなりつつある傾向です。

それを踏まえ、手軽な家庭用カセットボンベ 4901140923838 を燃料のベースとして作られているキャンピングカーが増えているのは当然の事か思います。
最近で既存LPガスボンベの補充すら断られてしまうケースなども頻繁に耳にする事が多くなり、LPガスボンベ搭載のキャンピングカーの行く末を暗示しているのではないでしょうか。
当店は世田谷区にある「フジガスさん(TEL_03-3305-3711)」で充填のお世話になっておりますが、当店のLPガスボンベはさらに珍しい「アルミ製ガスボンベ」を搭載しておりました。アルミ製なので容器の重量が軽い事で採用されていたかと思いますが、LPガスボンベと言えば一般的にスチール製との事。
本職のフジガスさんもアルミ製のガスボンベはかなり珍しいらしく、正直扱いに困惑されていました。
アルミ製は沿岸部、とくに船舶などで使用をすると腐食が進み、ガス漏れの原因となりやすい為、現在はアルミ製容器自体の使用が認められていないそうです。
ガスボンベには「充填期限」と言うボンベの使用期限が設けてあり、期限切れのものは耐圧検査を行い、使用期限の更新をしないとボンベに充填出来ない制限がありますが、アルミ製はこの耐圧試験を更新すること自体が出来ない様子です。

弊社のアルミ製LPがるボンベは閉鎖されている空間にあり、塩害などによる腐食がしにくい環境であった為、充填期限内の継続使用が可能でしたが、
補充期限が過ぎ、更新も不可能となってしましました。
結局は同容量の新品のスチール製ボンベを購入し、入れ替えを行う羽目になります。新品の充填期限は6年。購入費は13,000円でした。
アルミ製のLPガスボンベ搭載のキャンピングカー利用のオーナー様の参考に頂ければと思います。

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